樟葉の中古戸建は需要があるのか?古い家でも売却できる理由をご紹介
「樟葉の中古戸建ては本当に売れるのか」と、不安や疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。築年数が経過した家でも、近年はリノベーション志向の高まりや新築価格の上昇により、思わぬ需要が生まれています。本記事では、樟葉エリアの中古戸建て市場の現状や価格動向に加え、古い家が売れる理由と工夫のポイント、そして実際に売却を検討する際の視点までを分かりやすく解説します。今のお住まいの価値や売却の可能性を知りたい方は、ぜひ続きをご覧ください。
樟葉エリアの中古戸建て需要の現状と価格動向
まず、京阪本線全体の中古戸建て坪単価の相場についてです。2025年の平均坪単価は107.0万円であり、前年の117.9万円から9.2%下落しています。ただし、直近3年の平均(111.0万円)は、京阪本線全体(96.8万円)と比較して約14.7%高い水準です(坪単価・取引件数基準)です。
| 項目 | 2025年平均 | 前年度比 |
|---|---|---|
| 京阪本線坪単価 | 107.0万円/坪 | ‐9.2% |
| 3年平均坪単価 | 111.0万円/坪 | 京阪全体比+14.7% |
| 枚方市坪単価 | 75.5万円/坪 | ‐6.4% |
次に、枚方市全体の中古戸建て価格の状況です。2025年の枚方市における中古戸建て坪単価は75.5万円で、2024年の80.7万円から6.4%の下落となっています。
そして、公示地価の観点から、樟葉(楠葉)エリアの地価は上昇傾向にあります。2025年の平均坪単価は98.5万円で、前年比+3.73%と上昇しています。特に駅近の地点では坪190万~105万円台まで幅がありますが、いずれもプラス変動でした。
まとめますと、樟葉駅周辺の中古戸建ては京阪本線の中でも比較的高値で推移しており、枚方市全体の中古戸建て価格はやや弱含みですが、地価は堅調に上昇しています。この状況から「築古の家」であっても、立地(特に駅近)によっては売れる可能性が十分に期待できると言えます。

古い家でも売れる理由と枚方市の市場特性
枚方市は、大阪と京都のあいだに位置し、京阪本線の樟葉駅や枚方市駅など、交通アクセスに恵まれたベッドタウンとして知られています。こうした沿線エリアでは、たとえ築年数が古い戸建でも、土地の立地価値やアクセスの良さゆえに、根強い需要が続いています。
近畿圏全体では中古戸建の取引件数が増加傾向にあり、とくに中古戸建の成約件数は2025年1~3月期で前年比約19%増と、9期連続で前年同期を上回っています。大阪府東部もその対象地域に含まれており、枚方市を含むエリアにおいても中古戸建の流通・成約が活発化しています。
実際の駅単位では、京阪本線「枚方市駅」周辺における中古戸建の成約件数は2023年度で18件、平均成約価格は3302万円となっており、取引実態からも築古戸建でも成約可能な市場が形成されていることがわかります。
また、枚方市全体では約7割が持ち家で、定住志向の高いファミリー層が多く暮らしているため、古い家でも土地付き住宅として安定的な需要が期待できます。
| 項目 | 内容 | 要点 |
|---|---|---|
| 交通利便性 | 京阪本線・樟葉駅・枚方市駅など好アクセス | 立地価値により古家でも注目されやすい |
| 市場動向 | 成約件数が近畿圏で増加中、大阪府東部も同様 | 築年数に関係なく売却チャンスあり |
| 住民特性 | 持ち家が多く、定住志向のファミリー層中心 | 生活環境重視の需要にマッチ |
古い家を売りやすくする要因と考慮点
まず、リノベーション市場の拡大によって、古い家でも購入層の関心が高まっています。樟葉エリアでは、築年数が経過していても、駅近くで暮らしの便が良い古家を好む若年層や子育て世帯が増えており、「自分好みに修繕・改装したい」というニーズが根強く存在します。
次に、築年数が古くても、土地そのものの価値が高いため、建物の劣化がある場合でも売れる可能性があります。例えば、樟葉駅近くの楠葉並木2丁目の標準地では、2025年の公示地価が坪単価約65万7千円(約19万9千円/㎡)と高水準であり、実際の取引価格では約76万8千円/坪と、前年から約8.2%の上昇が見られています。これは、土地の資産価値が依然として高いことを示しています。
| 項目 | 内容例 | 留意点 |
|---|---|---|
| リノベ意欲 | 若年層・子育て世帯の購入関心 | 改装費用や手間の受容性 |
| 土地価値 | 駅近・高水準坪単価の土地 | 建物状態に依存しない価値評価 |
| 建物劣化 | 雨漏り・シロアリなど | 修繕必要性や査定への影響 |
しかし一方で、雨漏りやシロアリ被害など、建物の劣化状態には十分注意が必要です。こうした劣化があると、リノベを前提とする購入希望者でも、修繕コストや手間を懸念して敬遠される可能性があります。売りに出す前には、専門家による建物診断や簡易修繕を検討することが、売却をスムーズに進めるうえで重要です。

あなたの「古い家」でも売れる理由と売却を検討するための視点
樟葉・枚方エリアでは、築年数が古くても売却の受け皿となる市場が確実に存在します。例えば、枚方市の中古一戸建ての坪単価は2025年時点でおよそ75.5万円と前年の80.7万円から若干下がってはいるものの、市場自体が活発に動いていることが裏付けられています。これは取引件数も多く(612件)信頼性のあるデータですので、古い家でも販売のチャンスは十分にあると言えます。
| 要因 | 概要 | 理由・効果 |
|---|---|---|
| リノベ購入ニーズ | 若い世代を中心にリフォーム前提の購入意欲強い | 「入居後すぐ住める物件」は特に人気 |
| 土地の評価 | 築年が古くても立地によって土地価値が高い | 土地の価値で売却可能性が維持される |
| 枚方市の教育環境 | 文教地区として土地価格が上昇傾向 | 教育環境重視の購入層が根強い |
若年層によるリノベーション需要は特に顕著です。「築15~25年、リフォーム済」の物件は枚方市内でも特に売れやすく、その動きは長尾駅周辺などで顕在化しています。こうした物件は直後の修繕リスクが少なく、購入判断のしやすさにつながっており、時間をかけずに販売を進めたい売主にとって好都合です。
また、築古であっても、土地そのものの価値が高い場合は売却の可能性が十分あります。枚方市は「学園都市」として教育環境が整っていることで知られ、2025年には土地の坪単価が51.4万円と前年から3.2%上昇しており、土地の価値向上が中古戸建ての資産価値を支えていると言えます。
したがって、たとえ築年数の古い家であっても、リノベ向けニーズや土地の評価、文教地区としての安定した需要層が存在する樟葉・枚方エリアでは、売却の見込みが十分に見込まれます。不安を感じることなく、お気軽にご相談いただければ幸いです。

まとめ
樟葉エリアの中古戸建て市場は近年、需要の高さと価格上昇が際立っています。新築住宅の価格高騰やリノベーション需要の拡大によって、古い家にも新たな価値が見出されています。また、築年数が経過していても立地や土地の評価によっては十分売却が可能です。枚方市や樟葉周辺で「自分の家が売れるか不安」と考えている方も、市場動向を知ることで前向きに売却を検討できるでしょう。住まいの可能性をもう一度見つめ直してみませんか。

